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これまでの進歩

COSの目標は、すべての人に平等と機会を推進することです。ティア1・サプライチェーン(直接のビジネス・パートナーおよび製品製造パートナー)を通して、私たちは12カ国の128,000人以上の労働者の仕事に貢献しています。国によって文化、社会規範、法的背景、男女平等のレベルが異なるため、失業しやすい女性や不安定な契約をしている女性もいます。適切な雇用を得ることは、女性のエンパワーメントと自立のための最も重要な手段の一つです。

私たちのサプライチェーンに含まれる工場の労働者の約60%が女性であり、私たちには、彼女たちが職場で安全、健康、そして力を発揮できるように保証する責任があります。

政府や地域の政策立案者、サプライヤーと協力し、サプライチェーンが現地の法律や国際労働機関(ILO)の基準を満たすよう、明確な目標と取り組みを定め、国連のSDGsの達成に努めています。

H&Mグループの一員として、またプラン・インターナショナルと共にさらなるインパクトを与えるため、私たちはサプライチェーンにおける男女平等を達成することを目標に、安全衛生、キャリアと能力開発、同一賃金、リプリゼンテーションの4つの主要な重点分野を定めました。これらの分野はすべて密接に絡み合っており、成功するためには、すべて一緒に取り組む責任があります。

2022年1月に施策を打ち出してから、これまでの歩みをご紹介します:


女性は守られています
私たちのビジョンは、女性が毎日の職場で常に安全で健康であることです。

女性の安全と健康は、私たちのジェンダー平等計画の核心です。私たちが連携するすべての工場が、差別とハラスメントに関する明確な方針を持ち、これらの方針の実施を保証するため、工場内の不満に対処するための手順を備えていなければなりません。

私たちはサプライヤーと協力し、すべての連携している工場が、安全衛生委員会や、ナショナルモニタリング委員会を通じて、苦情を報告するシステムの利用、労働者代表フォーラム、職場でのハラスメントや差別を防止するための研修を受けられるようにしています。現在、COSが協力するティア1・サプライヤーの工場の91%は、労働者が工場の外部でも、苦情や問題を解決するための援助にアクセスできるようにしており、私たちはこの数をさらに増やすことをミッションとしています。

近年では、ジェンダーに基づく暴力やセクシュアル・ハラスメントの防止を重点分野のひとつとして、バングラデシュのすべてのCOSパートナーが、女性の安全を確保するために、ハラスメント防止に焦点を当てた委員会を設置するよう支援しています。

2022~2023年を通じて、私たちはGBVH事例の特定、予防、対処の方法を改善するために、外部コンサルタントおよびパートナーであるIndustriALLとともに、GBVHに関する職員向けの広範な研修を実施しました。

女性の健康を改善し、職場だけでなく通勤時も安心して過ごせるよう、2023年以降もこの分野での活動を継続していきます。

外部援助へのアクセスは昨年より3%改善し、全COSサプライヤー工場の91%が外部援助へのアクセスを提供しています。


女性も影響を与えることができる
女性が代表として声を上げることは、私たちにとって不可欠なことです。

どこで働く場合でも、女性は職場や雇用の条件に影響を与える機会を持つべきです。最低条件として、すべての労働者は自由に結社する権利、すなわち経営陣に対して、自らを代表する団体に加入または結成する権利を有するべきです。また、H&Mグループの一員として、多くの工場で IndustriALL Global Union と提携し、サプライチェーンにおける労働者団体を支援しています。

2011年には、H&Mグループは、サプライヤーによる労働者代表の民主的な選挙を支援する最初のプログラムを開始し、以来、この種のフォーラムにおける女性の声を高める取り組みを行ってきました。プログラム開始から10年後、COS工場の87%に活発な労働者代表委員会があり、平均65%が女性労働者代表です。これは素晴らしい進歩ですが、私たちは、女性が職場で声を上げられるようにするために、もっと努力したいと考えています。2030年までの目標は、労働者代表フォーラムの女性の数と、サプライヤーの工場スタッフの女性の数を一致させ、女性のニーズが確実に前進し、優先されるようにすることです。

労働者代表フォーラムにおけるジェンダーギャップは現在ゼロに達しており、前年比4%の改善しました。


女性も活躍できる
女性がリーダーとして力を発揮し、適切なサポートを受けられるようにすることを、大きな目標の一つとしています。

性別によって、キャリア形成が妨げられることがあってはならず、すべての女性が男性の同僚と同じように昇進する機会を持つべきだと考えています。現在、私たちのサプライチェーンでは、管理職の平均50%**が女性ですが、労働者の64%が女性であるため、この数字をさらに向上させる必要があります。そこで私たちは、2030年までにパートナー工場の女性管理職の比率を、女性労働者の比率と同じにすることを目標に掲げています。

リーダーシップの平等という目標を達成するためには、人事・採用プロセスが公平に設定され、偏見がないようにすることから、女性が男性と同様のスキルアップやリーダーシップ研修を受けられるようにすることまで、女性労働者に、男性と同等の機会を与えることが必要です。自社プログラムとH&MグループのBetter Workとのパートナーシップにより、9つの工場でスキルアップとリーダーシップトレーニングを実施し、2022年には2,600人の女性労働者に影響を与えました。

労働者が職場のネットワークの内外で活躍するために、必要なサポートを提供することは、非常に重要です。これらのプログラムを通じて、より多くの女性が生産国の工場を率いるようになることを願っています。

私たちのサプライチェーンで働く女性労働者をさらに支援し、力づけるには、公平な職場を育成し、産休や授乳休暇など、女性労働者が持つニーズにこたえられるようにする必要があります。必要な人には保育施設を提供し、私生活の要求や選択によって置き去りにされる人がいない、母親が働きやすい職場づくりを目指しています。

Better Workという組織とのコラボレーションにより、バングラデシュの働く母親にとってより良い職場を作るためのプログラム「Women@Work」に、当社のサプライヤーが登録されました。2023年現在、COSのサプライヤー3社がこのプログラムに登録し、約13,000人の女性労働者にリーチしており、今後さらに拡大していきたいと考えています。

スーパーバイザー職のジェンダーギャップは-10%で、前年度より+5%改善しました。

** この比率は、全世界のCOSのサプライヤー工場の平均値です。


女性も同じ賃金を
COSでは、同一の価値の仕事には同一の賃金を提供します。

同一賃金は当然であるべきですが、世界経済フォーラム(WEF)によると、2022年の男女賃金格差は68.1%しか解消されていません。現在の進捗率を追跡すると、完全な平等を達成するためには132年かかるとWEFは予測しています。

女性が男性と同じ報酬を得られるようにするためには、まず賃金制度における差別を撤廃する必要があります。私たちは、生産を行っているすべての工場で、パートナー企業とともに賃金管理システムの導入を支援し、スキルに応じた賃金体系と労働力の育成を推進しています。2022年時点で、私たちはサプライチェーンにおける85%の賃金管理システムを機能させており、私たちの2030年の目標は、賃金差別をなくし、すべての人の経済的自由を拡大することです。

また、すべての女性の経済的自立を促進したいと考えています。バングラデッシュにおけるH&Mグループと Better than Cash Alliance とのパートナーシップにより、バングラデッシュのCOSサプライヤーの100%が賃金をデジタルで支払うようになり、女性が自分の収入を単独で管理できるようになりました。しかし、経済的な自由は職場に限定されるべきではありません。私たちは賃金管理システムに多額の資金を投入し、すべての労働者に賃金と、給与明細を理解するための基本ツールを提供することで、最終的にはサプライチェーン全体の金融リテラシーの向上を目指しています。

COSサプライチェーンにおける男女間賃金格差は-8.4%で、前年と同じでした。



私たちが望む未来を創り出す
私たちの2030年の目標は、サプライ・チェーンに関わる女性が力を与えられ、公正に扱われ、日々の職場で安全に働けるようにすることです。それはつまり、

- 適切な保護
- 平等なレプレゼンテーション
- 平等な給与
- 平等なリーダーシップ

2022年1月に最初に設定されたこの戦略は、ジェンダー平等のサプライチェーンに関して、長期的な変化を生み出すことに焦点を当てています。2023年には、進捗状況と将来の行動を概説した最初のレポートを発表し、今後も定期的に追跡および共有していきます。

私たちが望む未来の創造に向けた、進捗状況については、こちらから2022~2023年度のレポートをダウンロードしてご覧ください。

COSトートバッグ


上記の活動に加え、より広いコミュニティの女性をさらにサポートするために、COSトートバッグをデザインしました。このトートバッグの販売で得た利益の100%は、チャリティー団体やNGOとのパートナーシップに投資され、当社のサプライチェーン周辺のコミュニティにおけるジェンダー問題に取り組むコミュニティプロジェクトをサポートします。

バングラデシュとテュルキエで実施された最初の2つの取り組みについては、以下をご覧ください。

ヤニンダイズ・デルネギ、トルコ


私たちは地元の組織であるヤニンダイズ・デルネギと協力して、トレーニングの提供に資金を提供しています。その目的は、議論への男性の参加を活性化することにより、職場内外でのジェンダー平等とジェンダーに基づく暴力とハラスメント(GBVH)の問題に対する認識と理解を向上させることです。私たちの目標は約5000人の女性と男性の労働者、およびその家族、そしてより広いコミュニティに手を差し伸べること。


CARE バングラデシュ


COSは、CAREバングラデシュと提携して、サプライチェーンに近い地域社会に女性に優しいスペースを設立し、提供する資金を提供しています。これらのスペースは、GBVH、ストレス管理、栄養に関する教育、心理社会的サポート、その他のカウンセリングを、コミュニティの4000人以上の女性と1000人の家族に提供しています。このプロジェクトは、H&M Foundationが開始したより広範なマルチパートナープログラムであるOporajitaの一部です。


COSのサステナブルな取り組みはこちら